家具を買う前に測る場所:部屋・扉・搬入経路
家具の幅が壁の長さに収まっても、扉が開かない、椅子を引けない、玄関から運べないことがあります。購入前は「置く場所」「使うときの動き」「そこまで運ぶ道」の3つを分けて確認しましょう。
1. 部屋は壁の内側と出っ張りを測る
間取り図の数字だけで判断せず、家具を置く高さの壁から壁までを実測します。柱、巾木、梁、造り付け収納、キッチンなどの出っ張りも記録してください。床付近と家具の上端の高さで、使える幅が違う場合があります。
図面の寸法が壁の中心を基準にしていると、室内で使える幅とは一致しません。図面の寸法の基準が分からない場合は、実測値で補正してから検討します。
2. 扉・窓・収納を開けた状態を確認する
扉は位置と幅に加え、開く向きと蝶番側を記録します。引き戸も戸袋や引き残し、把手の出っ張りを確認しましょう。収納扉や引き出しを最後まで開けられるか、窓を開けたりカーテンを操作したりできるかを見ます。
3. 家具は実際に使う動きを試す
テーブルの外形だけでは、椅子を引いて座るための場所は分かりません。椅子の寸法、使う人の動き、後ろを通る必要があるかで条件が変わります。床に養生テープなどで外形を示し、立つ・座る・歩く動きを試すと、図だけでは気づかない使いにくさを確認できます。床材に使えるテープか事前に確かめてください。
一律の通路幅だけで使いやすさや搬入の可否は決まりません。補助具の利用や介助など、実際の使い方に合わせた確認が必要です。
4. 玄関から設置場所までをつなげて確認する
玄関、共用廊下、エレベーター、階段、室内の曲がり角を順に確認します。幅だけでなく、高さ、奥行き、手すり、曲がるための余地も重要です。家具本体と梱包の寸法は異なります。分解できる部品、配送時の状態、搬入条件を販売店や配送担当へ確認してから注文してください。
購入前のチェックリスト
| 確認する場所 | 記録すること |
|---|---|
| 設置場所 | 壁の内側寸法、柱・巾木・梁、コンセント位置 |
| 開閉部分 | 扉・窓の位置と向き、収納扉・引き出しの動き |
| 日常の動線 | 椅子を引く、立ち座り、家具の横を通る動き |
| 搬入経路 | 入口・廊下・階段・エレベーターと曲がり角 |
| 購入する家具 | 選んだ仕様の外寸、梱包寸法、分解と配送の条件 |
採寸したら、家具配置と費用を比較する
RoomFitでは写真や間取りを読み込み、明示した生成操作から簡易3Dと平面図で家具配置を検討できます。読み取り寸法は推定を含むため、実測値で補正し、扉や窓の条件を指定してください。配置の表示や警告は、実際の使い勝手や搬入を保証するものではありません。
この記事には個別商品の価格・在庫情報、実住宅の写真、利用者の事例を含めていません。