カーテンを選ぶ前に測る場所:レール・窓・家具との関係
窓の幅と高さを測っただけでは、購入するカーテンの寸法が決まるとは限りません。取り付けるレールや部品、選ぶ商品の採寸方法によって、測る基準と注文時に入力する値が変わります。
まずは部屋の状態を記録する寸法と、商品を注文する寸法を分けましょう。ここでは購入先ごとの数値ルールを推測せず、測る前の準備と家具との位置関係を確認する手順を紹介します。
1. 取り付ける場所と部品を確認する
今あるレールを使うのか、レールから検討するのかを最初に決めます。既存レールがある場合は、その種類、左右の端、カーテンを掛ける部品、窓や壁との位置関係を記録します。見えている窓枠の幅を、そのままレール幅として扱わないようにしてください。
レールがまだない場合は、取付位置も未確定です。窓や家具の寸法を先に記録し、取付条件や設置方法を購入先・施工担当と照合してから採寸を確定します。高所へ無理に手を伸ばしたり、不安定な家具へ乗って測ったりせず、確認できない箇所は未確認として残します。
2. 窓・レール・注文値を別々に書く
メモには「何を、どこからどこまで測ったか」を値と一緒に残します。窓枠の外側、レールの端、カーテンを掛ける部品などを混ぜず、簡単な図に始点と終点を書き込むと比較しやすくなります。単位も統一してください。
購入候補の採寸説明を開いたら、そこに指定された基準で測り直します。注文画面の「幅」が一枚あたりか全体か、「丈」がどの位置からの値かも確認します。分割する枚数や掛け方が変わる場合は、同じ数字をそのまま流用しません。
3. 床・窓台とカーテンの下端を見る
窓の下まで使うのか、床の近くまで覆うのかなど、希望する納まりを書き出します。その上で、商品の丈の決め方や部品の調整範囲と照合します。一律に何センチ足す・引くと決めず、購入先が指定する採寸方法を使いましょう。
窓台の張り出し、近くの設備、床に置く家具も記録します。カーテンが家具の後ろに隠れる案では、開閉できるか、裾が引っ掛からないかを確認します。既存のカーテンを測る場合も、伸びや縮み、今の掛け方の影響があるため、窓や取付位置の確認の代わりにはしません。
4. 閉じたときと開けたときの両方を試す
閉じた状態だけでなく、左右へ寄せたときに布がどこへ集まるかを見ます。横に置く収納やソファ、デスクの端と重ならないか、窓のハンドルや鍵へ手を伸ばせるかも確認します。布の厚みや集まり方を平面図の線だけで確定しないでください。
家具の扉や引き出しも普段どおりに使い、取っ手や角へ布が触れないかを確認します。暖房器具などの設備が近い場合は、設備とカーテン双方の取扱説明や設置条件を優先し、一般的な配置図から必要な離隔を推測しないようにしましょう。
5. 注文前の確認メモをまとめる
| 記録を分ける項目 | 残す内容 |
|---|---|
| 部屋の寸法 | 窓枠、窓台、床、周囲の家具。測った始点・終点と単位。 |
| 取付条件 | 既存または予定のレール、掛ける部品、位置。未確定箇所。 |
| 注文値 | 購入候補の採寸方法、幅・丈の意味、枚数、掛け方。 |
| 動作 | 布を寄せる場所、窓の操作、家具の開閉、設備との関係。 |
- 取り付ける場所とレールの有無を確認し、未確定部分を分ける。
- 窓と周囲の家具を測り、始点・終点を図へ残す。
- 購入候補の採寸説明に沿って必要な値を測る。
- 開閉と窓・家具の操作を試し、実物でしか分からない布の状態を確認する。
- 注文画面の項目、単位、枚数とメモを照合してから注文値を確定する。
RoomFitで窓と家具の関係を考える場合も、現地で確認した寸法や条件をもとに配置案を比べます。簡易モデルは生地のたわみ、開いたときの布の厚み、レールへの適合や注文寸法まで検証したものではありません。配置案と購入先の採寸説明を組み合わせて判断してください。
候補商品が変わったら採寸方法も再確認。同じ窓でも、レールや部品、掛け方が変われば注文の前提が変わります。以前の注文値を流用する前に、今回選ぶ商品の説明と照合しましょう。